DraftSightの寸法線の設定についてお探しですね。

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DraftSightを使い始める人へ!作図単位と寸法スタイルの設定方法

DraftSightで図面を描き始めたとき、多くの人が最初にぶつかる壁が「作図単位」と「寸法スタイル」の設定です。

「寸法を入れてみたら文字が小さすぎて読めない!」「矢印の大きさがバラバラで変な感じになっちゃった…」なんて経験、ありませんか?実はこれ、最初の設定がきちんとできていないために起こるトラブルなんです。

この記事では、DraftSightの作図単位を正しく設定して、見やすくて使いやすい寸法スタイルを作る手順を分かりやすく説明していきます。

印刷したときにキレイに仕上がる設定値や、作業をグッと楽にするテンプレートの作り方まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

最初が肝心!作図単位の設定とテンプレートの選び方

DraftSightをインストールして、さあ図面を描こう!と新規ファイルを開いたとき、何も考えずにスタートすると作図単位が「インチ」になっていることがあります。

日本では図面を描くとき、ほとんどの場合「ミリメートル(mm)」を使いますよね。

もし単位が違ったまま作業を進めてしまうと、寸法がズレたり、データを他の人とやり取りするときに大変なことになってしまいます。

これを防ぐには、新しいファイルを作るときに正しいテンプレート(.dwtファイル)を選ぶことがとても大切です。

最初から用意されているテンプレートの中から、「standardjis.dwt」のようなJIS規格に合ったミリメートル単位のファイルを必ず選ぶようにしましょう。

もしすでに図面を描き始めてしまっている場合でも大丈夫。

設定画面から単位を確認・変更できます。

「ツール」メニューから「オプション」を開いて、「図面設定」の中にある「単位システム」をチェックしてみてください。

ここで長さの単位が「ミリメートル」になっているか確認します。

ついでに、角度の単位や小数点以下の桁数なども、自分の作業に合わせて設定しておくと安心です。

図面の土台となる単位をちゃんと設定しておけば、この後に作る寸法スタイルの数値がそのままミリメートルとして正確に反映されるようになります。

基本となる「1:1」の寸法スタイルを作ろう

作図単位が正しく設定できたら、次は「寸法スタイル」を作っていきます。

DraftSightには最初からいくつか寸法スタイルが入っていますが、他のCADソフトとデータをやり取りしたときに設定が勝手に変わってしまうことがあるので、自分専用のオリジナルスタイルを新しく作ることをおすすめします。

まずは「形式」メニューか注釈タブから「寸法スタイル管理」を開きましょう。

「ISO-25」などの標準的なスタイルを選んだ状態で「新規」ボタンをクリックすると、新しいスタイルが作れます。

このとき、スタイルの名前は「1-1」とか「原寸ベース」のように、後から見て縮尺が分かりやすい名前にするのがポイントです。

DraftSightのような図面ソフトで寸法設定をマスターするコツは、まず「縮尺1:1(実物大)」で印刷したときに一番キレイに見える寸法スタイルを1つ完璧に作ることなんです。

この1:1のベーススタイルさえしっかり作っておけば、あとで1:10とか1:50といった違う縮尺の図面を描くときも、全体の尺度を変えるだけで簡単に見やすい寸法が配置できるようになります。

まずはこのベース作りに集中してみましょう。

見やすい図面にするための設定値はコレ!

寸法スタイルの設定画面を開くと、たくさんのタブがあってどこに何を入れればいいのか迷ってしまうかもしれません。

ここでは、A4やA3の用紙に印刷したときに「見やすくて、JIS規格などの標準にも近い」仕上がりになるおすすめの設定を紹介します。

DraftSightでは、線・矢印・文字のバランスが崩れると図面の見た目が一気に悪くなってしまいます。

まず大事なのは、寸法線や補助線を適度に離して、図形本体とくっついて見えないようにメリハリをつけることです。

以下の設定値は、多くの設計者が実際に使っている実用的な基準の一例です。

・**線分タブ**:寸法線を越えた距離を「1.25」、補助線オフセットを「1.5」に設定
・**矢印タブ**:矢印のサイズを「2.5」または「3.0」に設定
・**文字タブ**:文字の高さを「3.0〜3.5」、寸法線からの距離を「1.0〜1.5」に設定
・**基本単位タブ**:小数点以下の桁数を決めて、「末尾の0を非表示」にチェック

これらの数値を入力したら、特に重要なのが「フィット」タブの設定です。

ここでは文字や矢印を配置するスペースがないときの処理などを決めますが、一番大切なのは「寸法尺度全体」という項目です。

ベースとなる「1-1」のスタイルでは、この全体の尺度を必ず「1」のままにしておいてください。

ここで数値を間違えると、印刷したときに文字がものすごく大きくなったり小さくなったりする原因になります。

すべての項目を入力し終えたら「OK」を押して、作成した寸法スタイルを有効にすれば、プロ仕様の見やすい寸法スタイルの完成です!

他の縮尺用スタイルも作って、テンプレート保存で楽しよう

1:1の完璧な寸法スタイルができたら、実際の仕事でよく使う縮尺に合わせたスタイルも準備していきましょう。

図面は対象物の大きさによって1:20や1:100など色々な縮尺で描きますが、その度に文字の高さなどを計算し直す必要はありません。

寸法スタイル管理画面でさっき作った「1-1」を選んで「新規」をクリックし、「1-20」などの名前をつけます。

そして「フィット」タブにある「全体の尺度(寸法尺度全体)」の数値を「20」に変更するだけで、文字や矢印の大きさが全部自動的に20倍になった寸法スタイルが作れます。

この機能を使えば、必要な縮尺のスタイルをあっという間にたくさん作れちゃいます。

こうして設定した作図単位や複数の寸法スタイルは、DraftSightを開くたびに毎回設定していたらすごく面倒ですよね。

すべての設定が完了した空っぽの図面ファイルを「図面テンプレート(.dwt)」形式で保存しておくことを強くおすすめします。

「名前を付けて保存」からファイルの種類をテンプレートに変更して、分かりやすい名前で保存しておきましょう。

次からDraftSightで新規作成するときにそのテンプレートを読み込めば、単位や寸法スタイル、よく使うレイヤーなどが全部整った状態からすぐに作図をスタートできます。

最初の設定に少し時間をかけるだけで、その後の作業がグッと楽になってミスも減るはずです。

ぜひ試してみてくださいね!

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